新型コロナウイルス感染拡大により、わたしたちの暮らしは大きく変わりましたが、その影響はACEの活動地インドやガーナで暮らす人たちも例外ではありません。
今年6月、国際労働機関(ILO)とユニセフが4年ぶりの児童労働のグローバル推計を発表しました。世界の児童労働者数は、1億6千万人。過去20年間減少傾向だった児童労働が初めて増加に転じ、適切な対策がとられない場合、さらに児童労働者数が増加する懸念があることも報告されています。
わたしたちと同じように、またそれ以上に影響を受けている子どもやおとなたちのために、今、何ができるのか?
そして、児童労働がない、人も環境も大切にする世界をつくっていくには、どうしたらよいのか?
フェアトレード専門ブランド「ピープルツリー」、そして「ピープルツリー」の母体NGOグローバル・ヴィレッジから2人のゲストをお迎えして、一緒に考えます。
フェアトレード商品を買うことには、どんな意味があるの?
児童労働とフェアトレードの関係って?
児童労働をなくすために、私に何ができる?
そんな疑問にお答えしながら、配信を見てくださるお一人お一人が変化を生み出すご自身のアクションを見つける、そんな時間になればと思います。
当日いただくご質問にも可能な限りお答えできたらと思っていますので、お時間の合う方はぜひライブでご参加ください。(アーカイブも残ります!)
開催概要
日時:2021年7月9日(金)20:00-21:00
配信方法:YouTube (申込み不要、参加無料)
※アーカイブが残ります。開催日以降の視聴も可能です。
プログラム内容:
ナビゲーター:山下 みほこ(ACEスタッフ)
ゲスト:ピープルツリー 広報・啓発担当 鈴木 啓美さん
NGOグローバル・ヴィレッジ代表 胤森 なお子さん
今年2021年は、国連が定めた「児童労働撤廃国際年」です
国際年のアクションの3つの柱は「Act/行動」「Inspire/啓発」「Scale up/規模拡大」。ACEでも、これらにそって活動を展開していきます。詳しくは「児童労働撤廃国際年特設サイト」をご覧ください。
【7/15までに1,000万円】 クラウドファンディング挑戦中!
現在ACEでは、児童労働のない世界の実現を目指し、クラウドファンディング「児童労働撤廃国際年の今こそ!ACE SDGsプロジェクト2021」に挑戦中です。当日は、このご紹介もできればと思っています。
ナビゲーター
山下みほこ (やました みほこ)
認定NPO法人ACE
PR・エンゲージメントチーム チーフ
IT企業での勤務を経て、2008年6月外務省NGO専門調査員を委嘱、2009年4月よりACEスタッフに。これまでに、SalesforceやOffice365等のITツールの導入・運用や、寄付つきチョコレート等のグッズ販売、キャンペーン実施、支援者コミュニケーション、PR等を担当。これまで3回開催したオンライン配信「ミホコの部屋」ではホストを務める。
ゲスト
鈴木啓美(すずきひろみ)
ピープルツリー 広報・啓発担当
大学卒業後、フェリシモに入社。カタログ制作、広報を担当し、『幸福のチョコレート』を通じてACEの活動を知る。2014年から、顧客歴15年のピープルツリー(フェアトレードカンパニー株式会社)に入社。「自分にとって心地いい暮らしが、周りの人々にも地球にとってもやさしいと、心からハッピーになれる」と考え、フェアトレードを身近に感じ、生活の中に楽しく取り入れてもらえるよう、セミナー講師を担当。
胤森 なお子(たねもり なおこ)
一般社団法人 日本フェアトレード・フォーラム(FTFJ)理事
NGOグローバル・ヴィレッジ代表
通信会社勤務を経て1999年~2016年フェアトレード専門ブランド「ピープルツリー」に勤務。現在、同社の母体NGOグローバル・ヴィレッジでフェアトレードの啓発・推進活動を担当。2011年、フェアトレードを推進する全国の有志でFTFJを設立、2014年~2020年7月まで代表理事を務める。